診療科・診療支援部門

泌尿器科

泌尿器科 部長 小林 加直

当科では泌尿器科領域全般にわたり診断治療を行っています。

主な疾患は、前立腺肥大症、尿路性器がん(腎がん、膀胱がん、前立腺がん、精巣腫瘍)、尿路結石、尿路性器感染症、脊髄損傷患者の尿路管理などです。
診療方針としては、患者さんの立場にたって、安心と満足のいく良質な医療を提供出来るよう日々努力して、地域医療、労災医療、勤労者医療に貢献したいと考えています。

業務内容

診療の実態

現在、医師は常勤2名と非常勤1名の体制です。月曜日から金曜日の午前中は毎日一般外来を2診体制で行っており、1日患者数は約50~60名です。患者さんには長時間お待たせしたりして大変ご迷惑をおかけすることもありますが、予約制を導入し改善をはかっています。

外来診察室には、残尿測定装置、超音波検査装置、尿流動態検査装置があり、膀胱尿道内を観察できる内視鏡検査室も併設しています。また、中央放射線部には泌尿器科レントゲン撮影室、体外衝撃波結石破砕室があります。

入院患者数は、年間約550名で、手術室での年間手術件数は約230件です。膀胱がんの経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-BT)と前立腺肥大症の経尿道的前立腺切除術(TUR-P)の両者で年間約100件を占めます。主な観血的手術では腎(尿管)摘除術、前立腺全摘除術、膀胱全摘除術などがあります。

診療内容
前立腺肥大症について
治療は、薬物療法と手術療法があります。内服での治療効果が不十分な場合には、手術療法を積極的におすすめしています。最新の生理食塩水灌流システムを用い、ハイビジョンの視野で安全かつ正確な手術を心がけています。
尿路結石について
自然排石が難しい尿路結石症に対しては、結石の破砕術を施行しています。破砕方法には、経尿道的結石破砕術(TUL)と体外衝撃波結石破砕術(ESWL)があります。TULは、尿管鏡という細い内視鏡を尿道から尿管・腎臓まで挿入し、モニターで観察しながらホルミニウムヤグレーザーで砕石する手術法です。大きな結石に対しても破砕効果が高く、破砕片も回収できるため、確実な結石の除去が可能となります。一方、ESWLは、体外から直接衝撃波をあてて砕石する方法で、比較的小さな結石の治療に適しています。

尿路性器がんについて

◆前立腺がん
前立腺がんは、食生活の欧米化や高齢人口の増加により急速に増加しています。血液検査でPSAが高い方は前立腺がんの疑いがあり、前立腺針生検(2泊3日の検査入院)にて組織診断を行います。治療は、手術(腹腔鏡下前立腺全摘術 認定施設)・放射線治療・ホルモン療法・化学療法などがあり、病状にあわせて治療を行っています。50歳をすぎれば、年に1度のPSA検査をおすすめします。

◆膀胱がん
一番多い症状は、痛みを伴わない血尿です。血尿がすぐに止まっても、泌尿器科で精密検査を受けて下さい。初期の膀胱がんには、最新のシステムであるNBI(Narrow Band Imaging)システムを用いた経尿道的手術を行います。進行した膀胱がんには、腹腔鏡下膀胱全摘にて根治を目指します。症例によっては(抗癌剤併用)放射線治療による膀胱温存療法も行うこともあります。一方、転移のあるがんに対しては、QOLも意識した抗がん剤治療を行っています。

◆腎がん
大きながんでは、血尿、腹部腫瘤、疼痛、体重減少、貧血などさまざまな症状がみられます。近年、超音波検査やCTの普及により、症状のない小さながんが発見されるようになってきました。治療の基本は手術療法です。体腔鏡下による低侵襲手術を行っています。

スタッフ一覧表

役職名 氏名 専門分野
泌尿器科部長 コバヤシ カナオ
小林 加直
広島大学医学部臨床教授、医学博士、日本泌尿器科学会専門医・指導医、日本泌尿器内視鏡学会腹腔鏡技術認定医、日本内視鏡外科学会技術認定泌尿器科領域、日本性感染症学会認定医、西日本泌尿器科学会評議員、泌尿器科領域における周術期感染予防ガイドライン2015作成委員、インフェクションコントロールドクター、泌尿器科領域における感染制御ガイドライン(改訂版2017)作成委員
医長 ミヤモト カツトシ
宮本 克利
医学博士、日本泌尿器科学会専門医・指導医

診療担当表

診察室
1診(初診) 小林 小林 宮本 宮本 小林
2診 宮本 宮本 小林 小林 宮本
午後 手術   手術   手術

サイトマップ

ページ上部へ