診療科・診療支援部門

臨床研修について

日本産科婦人科学会データベース登録事業(周産期登録・婦人科腫瘍登録)

1.情報の利用目的及び利用方法(他の機関へ提供される場合はその方法を含む。)

本邦における産婦人科領域の診療の現状(妊娠、分娩、不妊、悪性腫瘍など)を把握することで、さまざまな課題を抽出し、より良い産婦人科医療に反映することを目的として、日本産科婦人科学会ではデータベース登録事業を行っています。診療記録から抽出された情報を匿名化し、誰の情報かわからないようにしたうえで、WEBまたは郵送にて日本産科婦人科学会に提供しています。日本産科婦人科学会でデータの統計解析を行い、その結果を日本産科婦人科学会雑誌や日本産科婦人科学会ホームページに掲載しています。また、研究代表者を日本産科婦人科学会会員が務めており、かつ日本産科婦人科学会が審査を行い承認された臨床研究に対しては、データが提供(二次利用)されることもあります。

2.利用し、又は提供する情報の項目

①各領域共通
患者の年齢

②周産期領域(妊娠・分娩関連)
入院理由、不妊治療の有無、母体紹介の有無、妊娠・出産回数およびその内訳、喫煙飲酒歴、分娩週数、分娩方法、麻酔法、分娩胎位、誘導・促進の有無および方法、胎児心拍パターン分類、産科合併症、母体処置内容、出産体重、性別、Apgar値、臍帯動脈pH、児体格、児疾患名、胎児付属物所見、産科既往歴、母体基礎疾患、母体感染症、母体使用薬剤、母体転帰、児の転帰

③婦人科悪性腫瘍領域(婦人科癌関連)
疾患名、治療開始日、進行期分類(FIGO分類およびTNM分類)、組織分類、局所進展、所属リンパ節転移、遠隔転移、治療内容と手術術式、予後

3.利用する者の範囲

主に日本産科婦人科学会がデータを利用します。また、日本産科婦人科学会で審査を行い、承認された臨床研究に二次利用されることがあります。その際には、二次利用先の情報は日本産科婦人科学会のホームページ(http://www.jsog.or.jp/index.htm)に掲載されますので、そちらをご参照ください。

4.情報の管理について責任を有する者の氏名又は名称

日本産科婦人科学会 理事長 藤井 知行
事務局
TEL: 03-5524-6900
FAX: 03-5524-6911
E-mail: nissanfu@jsog.or.jp

5.本研究の対象になると思われる方、またはその代理人の方が「この研究課題に対して利用・提供して欲しくない」と思われた場合は、研究対象者が識別されるような診療情報の提供を停止することができます。その場合は、下記へお問い合わせください。

連絡先
〒 737-0193
広島県呉市広多賀谷1-5-1 中国労災病院産婦人科
藤原久也
TEL: 0823-72-7171
FAX: 0823-74-0371

子宮収縮抑制剤調査_オプトアウト

大腿骨近位部骨折症例における術前の栄養状態と術後の歩行可否の関係

栄養は、手術後の体力の回復、筋力の獲得に不可欠です。しかし、大腿骨近位部骨折をきたした患者様のうち、8割を超える方が低栄養、または低栄養のリスクがあるとの報告があり、高齢者の低栄養状態が問題視されています。そこで、中央リハビリテーション部では手術前の患者様の栄養状態を聴取し、手術後2週時点での歩行状態との関連を明らかにするための研究を行っております。
研究は患者様の同意のもと行います。また、同意撤回書をお配りし、1度同意した場合でも、いつでも同意を撤回し患者様に不利益なく研究参加を取り消すことができます。
本研究について、ご質問やご不明な点があれば下記までご連絡ください。

【お問い合わせ先】
〒737-0193
広島県呉市広多賀谷1-5-1
独立行政法人 労働者健康安全機構 中国労災病院
中央リハビリテーション部 理学療法士 大園健太
Tel:0823-72-7171
Fax:0823-74-0371

感染対策チームをサポートし安心で確実な院内感染対策を保証する統合的感染制御システムの構築とさらなる発展
-電子カルテ情報を有効活用した院内感染の俯瞰と早期発見・迅速対応を目指して-

病院は、病気を治すために投薬する、手術をする、大切な家族を病院へ預ける、ところです。しかし病院の環境には様々な病原微生物が存在しますので、私たちは新たな感染症の併発が治療に影響を及ぼすことのないよう努力する義務があります。

当院では感染対策チーム(ICT)を設け、日夜、院内感染対策のための活動を続けております。この活動には全ての患者さんの感染症情報をチェックする必要がありますが、ひとりひとりのカルテを開けていったのでは、効率が悪いばかりでなく重要な感染症情報を取り漏らしてしまう恐れがあります。

そこで私たちは電子カルテに保存された診療情報を利用して様々な統計情報、サーベイランス、各種報告書などに情報を再統合する、感染情報の二次利用に関する研究を計画致しました。具体的にはインフルエンザ等の発生状況、術後感染症の把握、抗菌薬の使用状況、などの情報を統括するシステムを開発します。こうしたデータ活用は効率的かつ迅速な院内感染情報の把握をもたらし、安心、安全な診療の提供に役立ちます。

本研究で使用する診療情報は、感染対策チームの日常業務に活用するとともに、研究成果を学会や学術雑誌に発表する際には、患者さんを特定できる情報は一切使用しないようにいたします(連結不可匿名化)。

本研究について、ご質問やご意見などがございましたら、下記までご連絡ください。

代表:小西央郎
所属:感染対策室長、感染対策委員会委員長、小児科部長
連絡先:0823-72-7171

心電図モニター送信機装着が循環器疾患をもつ患者の生活リズムに及ぼす影響

循環器疾患において心電図モニターを装着し、心電図をモニタリングする事は重症不整脈の発生を早期に発見するために治療上重要です。しかし、非日常的な心電図モニター装着は、患者様にとって身体的、心理的にも負担であるという報告があります。その中でも、睡眠に与える影響は少なからずあると思われます。そこで、私たちは心電図モニターを装着されている患者様から睡眠状況を聴取し、睡眠に及ぼす影響について明らかにするとともに苦痛を最小限とした療養環境を提供していきたいと考え研究を計画致しました。

本研究について、ご質問やご意見がございましたら下記までご連絡ください。

〒737-0193
広島県呉市広多賀谷1-5-1
独立行政法人労働者安全機構 中国労災病院
看護部(7階東病棟) 看護師 吉村珠美
TEL:0823-72-7171

アセトアミノフェンによる薬剤性肝障害発生機序に関する研究

アセトアミノフェンは、古くからある解熱鎮痛剤で、現在でも最も多く使用される薬の一つです。他の解熱鎮痛剤に比べ比較的安全であるといわれていますが、副作用の一つとして肝臓の機能が低下すること(肝機能障害)が挙げられます。しかしこの薬がどういった作用で肝機能障害になるのか詳しくはわかっていませんが、血液中にある幾つかの物質(NAPQI,オフタルミン酸)がその作用機序を証明するために重要な役割を果たしている可能性が報告されています。この作用機序が分かればアセトアミノフェンを投与する際に副作用が起こりやすいかどうかを判断する助けになるのではないかと考えられます。そこで、当院の薬剤部ではアセトアミノフェンを投与されている患者さんの、血液中のNAPQI,オフタルミン酸の濃度を測定させていただき、副作用の機序を明らかにすることで、今後より安全にお薬が投与できるようにしていきたいと考えています。

血液内の濃度は、通常の診療を行う上で必要な採血をした際の血液を少しだけ分けていただき測定します。その結果と、電子カルテに保存されている患者さんの診療情報とを照らし合わせて副作用との関連を明らかにしていきます。

研究については患者さんの同意のもと実施し、一度同意した場合でもいつでも同意を撤回し研究参加を取り消すことができます。

本研究について得られた情報や結果は、学会や論文等で発表させていただくことがあります。その際、患者さん個人が特定できるような情報の開示は一切致しません。

本研究について、ご質問やご不明な点がございましたら、下記までご連絡ください。

〒737-0134
広島県呉市広多賀谷1-5-1
独立行政法人労働者健康安全機構 中国労災病院
薬剤部 松田 翔平
TEL:0823-72-7171
FAX:0823-74-0371

リネゾリド(ザイボックス®注)の腎機能に応じた投与量設計と血中濃度測定による有効性と安全性の研究

リネゾリド(ザイボックス®注)は、MRSA(メチシリン感受性黄色ブドウ球菌)に対する治療薬です。これまでこのお薬は全ての患者さんに同じ量で投与することが添付文書や感染症のガイドラインで推奨されてきました。しかしリネゾリドは腎臓からも排泄される薬であり、最近の研究では腎臓の機能が低下している患者さんでは副作用が出やすい傾向があることが報告されています。また患者さんの腎臓の機能によって、投与する量を変えることで、副作用が少なくなる可能性があることが分かってきました。そこで、この薬の投与をはじめる患者さんの腎臓の機能に基づいて投与する量を決定し、血液中の薬の濃度を測定することによってより有効かつ安全な投与ができるようにしたいと考えています。

血液中の濃度は、通常の診療を行う上で必要な採血をした際の血液を少しだけ分けていただき測定します。その結果と、電子カルテに保存されている患者さんの診療情報とを照らし合わせていき、患者さん一人一人に最適な投与量を決定するための方法について検討していきます。

研究については患者さんの同意のもと実施し、一度同意した場合でもいつでも同意を撤回し研究参加を取り消すことができます。

本研究について得られた情報や結果は、学会や論文等で発表させていただくことがあります。その際、患者さん個人が特定できるような情報の開示は一切致しません。
本研究について、ご質問やご不明な点がございましたら、下記までご連絡ください。

〒737-0134
広島県呉市広多賀谷1-5-1
独立行政法人労働者健康安全機構 中国労災病院
薬剤部 松田 翔平
TEL:0823-72-7171
FAX:0823-74-0371

抗菌薬TDMガイドライン2016のeGFRに応じたバンコマイシン初期投与設計の検証

抗MRSA薬であるバンコマイシンは耐性化の予防や治療効果の上昇、及び副作用を防ぐため目標とする血液中の薬物濃度が決められています。当院薬剤部ではバンコマイシン開始時,医師に前田ノモグラムを使用し投与方法を提案していましたがより良い投与設計を目指し、2016年4月から抗菌薬TDMガイドライン2016で提示されている投与方法に変更しました。しかしこの方法は臨床的検証が必要とされています。そのため従来の投与方法と新たな投与方法それぞれに準じて投与した症例を耐性化の予防及び治療効果,副作用等の観点から比較検討する研究を行っています。

本研究で使用する診療情報は、薬剤部の日常業務に活用するとともに、研究成果を学会や学術雑誌に発表する際には、患者さんを特定できる情報は一切使用しないようにいたします。

本研究について、ご質問やご意見などがございましたら、下記までご連絡ください。

連絡先
〒737-0193
広島県呉市広多賀谷1-5-1 中国労災病院 薬剤部
木村 竜司
TEL:0823-72-7171
FAX:0823-72-7192

関連施設共用大腸癌データーベースの構築についての説明文書
患者さんへ

1.はじめに

医学の進歩は、臨床的研究の積み重ねの上に成り立っています。大腸癌の研究においては、今まで、関連病院各施設が独自に臨床データーを蓄積する上で、研究をすすめてきました。しかしながら、単独施設のみでは症例の解析には限界を認めます。そこで、広島県の関連病院各施設のデーターを共用することによって、大きいデーターを解析できるようになり、より臨床に反映することが期待できます。

その解析の結果、将来の新しい治療や検査、治療方法に応用し、患者さんの治療に役立てていきたいと考えています。また、この調査の結果、新たな発見があった場合には、新たに臨床試験を行う予定です。

2.お願いすること

一般診療で行われたデーターを保存させていただくので、新たにお願いすることはありません。

3.研究で行うこと

大腸癌と診断された患者さん全てが対象です。一般診療によって得られたデーターを共用化し保存させて頂きます。関連病院施設とは、広島大学病院、広島県立病院、広島市民病院、広島安佐市民病院、広島記念病院、広島JA総合病院、尾道総合病院、中国労災病院、JR広島病院、東広島医療センター、西広島医療センター、中電病院、吉田総合病院、呉医師会病院の計14施設です。研究対象者の選定期間は、承認後から平成38年3月31日までを予定しています。

4.個人情報の収集

この研究では以下の診療情報を収集します。

  1. 大腸癌の罹患、治療歴、病理組織学検査結果、術後経過(合併症、飲食開始時期、排便時期)
  2. 年齢、性別、身長、体重、血液型、家族歴、生活歴(喫煙、飲酒の有無等)、内服歴、既往歴、採血(血算、CRP、肝機能、腎機能、電解質、腫瘍マーカー(CEA、CA19-9))、尿検査、CT、PET-CT、MRI、X線、内視鏡検査などの画像診断結果、肛門内圧検査結果、心電図、肺機能検査、再発、生存の有無

5.データーベースの管理と保護

データーベースは匿名化したデーターをデーターベースに登録し、個人情報が保護できるように厳重に管理されており、見ることができるのは、医療関係者および研究者のみです。また、プライバシー保護のため、あなたから提供して頂いたデーターは、匿名化された形で研究に使用させて頂きます。

6.研究成果の公開

未来の患者さん、あるいは医学の発展にとって大変役に立つと考えられる研究成果は、個人の特定がされない形で、学会、論文等で公表していきたいと思います。しかし、個人に解析結果を告知することはありません。

7.研究から生じる知的財産権について

研究の結果に基づいて、特許等の知的財産権が生じる可能性があります。この知的財産権は、提供されたデーターやそこにふくまれている情報そのものに対してではなく、研究者達が研究やその成果の応用を行うことによって初めて生まれてきた価値に対するものです。ですから、「治療経過のデーターを提供したから、その情報に関わる知的財産権を当然もつはずだ」と、あなたが主張することはできません。また、その知的財産権により経済的利益が生じても、同じ理由によりあなたはその権利を主張できません。

8.謝礼について

この臨床データーを保存、解析させて頂くことに対して、謝礼を支払うことはありません。

9.情報の保存、解析にかかる費用について

本研究を行うにあたり、費用の請求は致しません。また、診療や検査は、通常の治療と同じように保険診療にて行われます。情報の保存期間は、研究終了後5年間保管させて頂きます。

10.拒否の自由

本研究における関連施設共用大腸癌データーベースの構築への参加については、あなたの自由意思に基づくもので、強制ではありませんので、拒否して頂いても構いません。本研究に参加を希望されない場合は申し出ください。このことにより、あなたは何ら医療上の不利益を受けることはありません。

お問い合わせ
〒734-8551
広島市南区霞1-2-3
広島大学病院消化器・移植外科(第二外科)
教授 大段 秀樹
連絡先:082-257-5222

労働者健康安全機構 中国労災病院 を受診された患者様へ

当院では下記の疫学研究を実施しております。本研究の対象者に該当する可能性のある方で、研究への協力を希望される場合は、下記文書内に記載されている各研究の担当者までお知らせください。

研究課題名 本邦のリンチ症候群に対するユニバーサル・スクリーニング法の有用性に関する疫学調査
研究担当者(所属) 平田 雄三 (外科)
他の研究機関および各施設の研究責任者 該当なし
本研究の目的 免疫組織学染色法を用いたリンチ症候群のスクリーニングである、ユニバーサル・スクリーニング法を実施し、その有用性を検討する
調査データ該当期間 2015年4月1日から2019年3月31日まで
研究の方法 上記期間内に当院で大腸がん手術をうけられた方、またはされる方を対象に、電子カルテに記載のある診療情報より、年齢、性別、手術時年齢、既往歴、家族歴、病理組織所見ならびに大腸癌病期分類、術前腫瘍マーカーを調査します。同時に、すでに切除した、あるいはこれから切除を行う大腸癌を用いた免疫組織学染色により、MLH1、MSH2、PMS2、MSH6という4つのタンパク質の発現の有無を調査し、リンチ症候群の疑いのある患者様の拾い上げを行います。一方で、がんの既往歴や家族歴からリンチ症候群が疑われる場合は保険診療内でMSI検査も併せて行います。
資料/情報の他機関への提供 該当なし
個人情報の取り扱い 利用する情報から氏名や住所等の患者様を直接特定できる個人情報は削除いたします。また、研究成果は学会等で発表を予定していますが患者様を特定できる個人情報は利用しません。
本研究の資金源 (利益相反) 本研究に関連し開示すべき利益相反関係にある企業等はありません。
お問い合わせ先 電話:0823-72-7171、Fax: 0823-72-0371
住所:広島市呉市広多賀谷1-5-1
所属:中国労災病院 外科
担当者:平田 雄三(第二外科部長)
備考 本研究の成果は、労働者健康安全機構 中国労災病院に帰属し、随時学会発表や論文発表を行っていきます。

腰椎手術における術前オリエンテーションの効果
-オリジナルパンフレットの導入を試みて-

私たちは、腰の手術を受けられる患者さまの皆さまにお役に立てることを目指し、看護研究に取り組んでいます。
この調査は、手術前に実施させていただく、腰の手術前オリエンテーションがどのようであったかをお尋ねするものです。
調査へのご回答は、無記名にて処理し、個人が特定されないようにいたしますので、皆さまのプライバシーの侵害をするようなことはありません。調査へのご協力は個人の自由意思により行われるものです。強要あるいは強制されるものではありません。ご回答をされない場合でも、不利益を被ることはありません。また、一度調査へ同意された場合でも、いつでも撤回することができます。
この調査について、ご質問がございましたら、下記までお問合せください。

【研究に関する問い合わせ先】
〒737-0193 呉市広多賀谷1-5-1
独立行政法人 労働者健康安全機構 中国労災病院 5階東病棟
℡:0823-72-7171  (内線530)
看護師:新本 萌 友廣 郁心

BCG接種後に発症した壊疽性丘疹状結核疹の2例

BCGは予防接種法により実施される定期接種の一つです。皮膚結核は結核菌の局所増殖による真性結核と、Ⅳ型アレルギーによる結核疹に分類されます。BCG接種後の結核疹は比較的まれな合併症です。接種の低年齢化(乳児接種)に伴い発生頻度は増加しつつあるとされますが、いまだに小児科医自身の経験も豊富ではありません。今回、BCG接種後に発症した壊疽性丘疹状結核疹を2例経験しました。この症例を広く小児科医に啓蒙することは重要と考えたため、小児科学会雑誌に論文投稿することに致しました。

論文投稿にあたって、使用する診療情報は患者さんのプライバシーに配慮して個人を特定できる情報を使用しないように致します(症例ナンバリング)。

本投稿についてご質問やご意見などがございましたら下記までご連絡ください。

代表:小西央郎
所属:小児科
連絡先:0823-72-7171

救急救命士が病院到着前に測定した患者の血糖値とその病態の検討

救急救命士は、患者さんが体調を崩され救急車を依頼されたときに、救急車に乗って、皆さんのおられる現場に急行するものです。救急救命士は単に患者さんを病院に搬送するだけが仕事ではなく、患者さんの状態を短時間で把握し、その情報をわれわれ医師や看護師に伝える重要な役割を担っています。最近では、医師の指示があれば、必要時に点滴を行ったり、心停止などの重症患者さんには気管挿管などの処置を行っております。平成26年、救急救命士法施行規則の改定が行われ、救急救命処置の拡大、すなわち低血糖が疑われる患者の血糖測定及び低血糖時のブドウ糖投与を実施できるようになりました。糖尿病患者で内服治療などを行っている方は、意識障害が発生した場合の多くが低血糖発作である可能性があります。したがって、救急救命士が病院到着前に患者さんの血糖値を測定したり、ブドウ糖を投与することは非常に有益です。当院の医療圏である呉市においても、平成28年1月より血糖測定及び低血糖時のブドウ糖投与は積極的に行われています。しかし、救急救命士が血糖値を測定した患者が実際に低血糖であったか、その他の疾患であったかはまだ十分解析されていません。そこで、救急救命士が血糖値を測定した、あるいは実施しようとした患者さんの状態を電子カルテ上で検討し、今後救急救命士がこのような患者さんに接する上での注意点などに役立てたいと考えております。
研究は、病院到着前に血糖値を測定された患者さんの血糖値と、病院到着時の血糖値の比較、患者さんの病名を電子カルテ上で調べ、集計します。
この研究で得られた情報は匿名化したデータベースに登録し、厳重に管理しますので、個人情報が特定できるような開示は一切ありません。

本研究についてご質問やご不明な点がございましたら、下記までご連絡ください。

研究計画

〒737-0134
広島県呉市広多賀谷1-5-1
独立行政法人労働者健康安全機構 中国労災病院
救急部 中川 五男
TEL:0823-72-7171
FAX:0823-74-0371

新規薬剤導入による去勢抵抗性前立腺癌患者の予後と予後因子の検討

去勢抵抗性前立腺癌においては、エンザルタミド、アビラテロン、ドセタキセル、カバジタキセルなど新しい薬剤が次々導入され、その生存率の改善が報告されています。一方で、去勢抵抗性前立腺癌の予後予測や薬剤の至適な投与方法などについては確立されていません。

そこで、今回、去勢抵抗性前立腺癌に対する各薬剤の有効性ならびに予後予測因子を探り、至適な投与方法を明らかにするため、広島大学大学院医歯薬保健学研究院腎泌尿器科学を主施設として多施設共同研究が行われることとなりました。対象は、平成19年1月1日から平成32年12月31日まで去勢抵抗性前立腺癌として治療が行われた患者さんです。情報は、電子カルテの過去の診療録から情報を収集しますが、個人情報が特定されない形で保存させていただきます。

研究で得られた成果は、学会や論文等で発表させていただくことがあります。その際、患者さん個人が特定できるような情報の開示は一切致しません。ご質問やご不明な点がございましたら、下記までご連絡ください。

連絡先
〒737-0193 広島県呉市広多賀谷1-5-1
独立行政法人労働者健康安全機構 中国労災病院 泌尿器科 小林 加直
TEL:0823-72-7171
FAX:0823-74-0371

好酸球性副鼻腔炎に対する手術治療および保存的治療の予後調査

好酸球性副鼻腔炎は難治性で、発症機序は不明であり、病態の理解も曖昧です。経口ステロイド薬の保存的治療を行った際、どの程度効果があり、どのくらい有効期間があり、どのような症状から再発が判明するのかは不明です。手術療法においても各施設独自の術式が存在しているため、統一的な術式の確立が望まれます。

このため、福井大学医学部附属病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科を主施設として、多施設共同研究が行われることになりました。対象は、2015年~2019年の5年間に手術を行った患者さん、および2017年~2021年の5年間に保存的治療を行った患者さんです。同意を得られた患者さんからアンケートを行い、そのアンケート結果と電子カルテから得られた情報を個人が特定されない形で保存させていただきます。

研究で得られた成果は、学会や論文等で発表させて頂くことがあります。その際、個人情報が特定できるような情報の開示は一切致しません。

ご質問やご不明な点がございましたら、下記までご連絡ください。

連絡先
〒7337-0193 広島県呉市広多賀谷1-5-1
独立行政法人労働者安全機構 中国労災病院
耳鼻咽喉科 木村隆広
TEL: 0823-72-7171
FAX: 0823-74-0371

本院で脳神経外科治療を受けた患者さんへのお願い

現在、当院では、「日本脳神経外科学会データベース研究事業(Japan Neurosurgical Database:JND) 」に協力しています。2018年1月から当院脳神経外科に入院された患者さんの臨床データを解析させて頂き、脳神経外科医療の質の評価に役立てることを目的としています。
解析にあたって提供するデータは、提供前に個人を特定できない形に加工した上で提供しますので、患者さんの個人のプライバシーは完全に保護されます。
本研究の解析に自分のデータを使用されることを拒否される方は、当事業実施責任者の脳神経外科 右田にその旨お申し出下さいますようお願い致します。(連絡先:中国労災病院 脳神経外科 右田圭介 電話 0823-72-7171)
その他研究事業についての資料の閲覧を希望される方は、研究班ホームページ(http://jns.umin.ac.jp)をご参照下さい。

日本脳神経外科学会データベース事業 事務局
一般社団法人日本脳神経外科学会
〒113-0033 東京都文京区本郷5-26-16 石川ビル4階

死因不明で死亡した子どもの原因究明と再発防止のために小児死亡事例検証を行うための院内体制構築に関する研究
-子どもの死亡登録・チャイルドデスレビュー法制化に向けて

子どもの死亡事故は非常に悲しい出来事です。こうした事故には防げ得た事故が含まれます。そのためには亡くなられた子どもの死亡原因をしっかりと究明することが重要になります。諸外国ではチャイルドデスレビューという子どもの死亡原因の究明制度がすでに法制化されている国がたくさんあります。我が国でも厚生労働省を中心に法制化の準備がすすめられています。当院ではこうした動きをうけて、子どもの死亡原因の究明に関する研究を行います。具体的には死亡された子どもさんのカルテを詳細に検討し、は年齢、性、死亡時・搬送時の状況、CPA-OA(来院時心肺停止)、心肺蘇生、警察関与、乳幼児突然死症候群、周産期・基礎疾患・事故の状況、予防接種 、剖検等の情報を収集し死亡原因を究明するとともに、法制化への準備をすすめます。
検討するカルテ情報はプライバシーに配慮して個人を特定できる情報を使用しないように致します(症例ナンバリング)。

本投稿についてご質問やご意見などがございましたら下記までご連絡ください。

代表:小西央郎
所属:小児科
連絡先:0823-72-7171
中国労災病院倫理審査委員会

全身状態不良の未治療進行非小細胞肺癌患者に対するペムブロリズマブ療法の有効性と安全性を検討する探索的臨床試験(PROLONG STUDY-1)

全身状態不良の進行非小細胞肺癌を対象に、ペムブロリズマブ療法の有効性と安全性を評価する事を目的とします。この臨床研究は広島大学呼吸器内科を主施設とする多施設共同研究です。研究により得られた診療情報及び検体は、患者番号やお名前など個人を特定する情報がわからないように匿名化して保存されます。この研究の情報は大学病院医療医情報ネットワーク研究センター(UMIN)のデータベースで公開しています。
http://www.umin.ac.jp/ctr/index-j.htm
この試験に関するご質問やご不明な点がございましたら、下記までご連絡下さい。

737-0193 広島県呉市広多賀谷1丁目5番1号
独立行政法人労働者健康安全機構中国労災病院 呼吸器内科 塩田直樹
電話:0823-72-7171
FAX:0823-74-0371

高齢者の未治療進行非小細胞肺癌患者に対するペムブロリズマブ療法の有効性と安全性を検討する探索的臨床試験(PROLONG STUDY-2)

高齢者の進行非小細胞肺癌を対象に、ペムブロリズマブ療法の有効性と安全性を評価する事を目的とします。この臨床研究は広島大学呼吸器内科を主施設とする多施設共同研究です。研究により得られた診療情報及び検体は、患者番号やお名前など個人を特定する情報がわからないように匿名化して保存されます。この研究の情報は大学病院医療医情報ネットワーク研究センター(UMIN)のデータベースで公開しています。
http://www.umin.ac.jp/ctr/index-j.htm
この試験に関するご質問やご不明な点がございましたら、下記までご連絡下さい。

737-0193 広島県呉市広多賀谷1丁目5番1号
独立行政法人労働者健康安全機構中国労災病院 呼吸器内科 塩田直樹
電話:0823-72-7171
FAX:0823-74-0371

治療と就労の両立支援データベースの構築についての説明文書
患者さんへ

1.はじめに

「治療と就労の両立支援」とは、国の働き方改革の一環として、病気を抱えながらも、働く意欲・能力のある労働者が仕事を理由として治療機会を逃すことなく、また、治療の必要性を理由として職業生活の継続を妨げられることなく、適切な治療を受けながら生き生きと働き続けられる社会を目指す取り組みのことです。

独立行政法人労働者健康安全機構では、平成26年10月より、がん、糖尿病、脳卒中(リハ)、メンタルヘルスの4分野について、両立支援コーディネーターが支援対象者の同意を得た上で、治療と就労の両立支援を実践することによって事例収集を行なっています。がんは東京労災病院、糖尿病は中部労災病院、脳卒中(リハ)は中国労災病院、メンタルヘルスは東京及び横浜労災病院の各治療就労両立支援センターや治療就労両立支援部を中核的施設と定め、支援事例の集積・分析・評価等に取り組んでいます。
各疾病分野の中核的施設においては、治療就労両立支援部から提供のあった事例も含め、支援事例の集積・分析・評価等を行い、医療機関向け支援マニュアルの作成に取り組み、最終的には全国の労災指定医療機関等へ提供し普及することを目的としています。

この度、脳卒中(リハ)分野では、各施設における介入事例を登録してデータベースを作成する研究に着手しています。事例集として経験を共用することによってコーディネーターの質の向上が見込まれますし、大きいデータを解析できるようになれば、より臨床に反映することが期待できます。

2.お願いすること

モデル事業で収集させていただいたデータを保存させていただくので、新たにお願いすることはありません。

3.研究で行うこと

モデル事業に参加いただいた患者さん全てが対象です。介入によって得られた事例の介入経過をデータベース化し保存させて頂きます。研究参加施設は、中国労災病院を中核施設とし、関東労災病院、東京労災病院、中部労災病院、九州労災病院の各治療就労両立支援センターおよび秋田労災病院、新潟労災病院、浜松労災病院、山陰労災病院、山口労災病院、長崎労災病院、熊本労災病院、門司メディカルセンターの各治療就労両立支援部の計13施設です。研究対象者の選定期間は、平成26年10月から平成30年3月31日までの介入事例を予定しています。

4.個人情報の収集

この研究では以下の診療情報を収集します。

  1. 年齢、性別、生活歴など
  2. 脳卒中の罹患、治療歴、経過など
  3. 職場復帰に関する促進因子と阻害因子など

5.データベースの管理と保護

データベースは匿名化したデータをデータベースに登録し、個人情報が保護できるように厳重に管理されており、見ることができるのは、両立支援事業関係者および研究者のみです。また、プライバシー保護のため、あなたから提供して頂いたデータは、匿名化された形で研究に使用させて頂きます。

6.研究成果の公開

両立支援の発展にとって大変役に立つと考えられる研究成果は、個人の特定がされない形で、学会、論文等で公表したいと思います。しかし、個人に解析結果を告知することはありません。

7.研究から生じる知的財産権について

研究の結果に基づいて、知的財産権が生じる可能性があります。この知的財産権は、提供されたデータやそこにふくまれている情報そのものに対してではなく、研究者達が研究やその成果の応用を行うことによって初めて生まれてきた価値に対するものですから、「治療経過のデータを提供したから、その情報に関わる知的財産権をもつはずだ」と、あなたが主張することはできません。

8.謝礼について

この臨床データを保存、解析させて頂くことに対して、謝礼を支払うことはありません。

9.情報の保存、解析にかかる費用について

本研究を行うにあたり、費用の請求は致しません。また、診療や検査は、通常の治療と同じように保険診療にて行われます。

10.拒否の自由

本研究における関連施設両立支援データベースの構築への参加については、あなたの自由意思に基づくもので、強制ではありませんので、拒否して頂いても構いません。本研究に参加を希望されない場合は申し出ください。このことにより、あなたは何ら医療上の不利益を受けることはありません。

お問い合わせ
〒737-0193
呉市広多賀谷1-5-1
中国労災病院治療就労両立支援センター
治療就労両立支援部長 豊田 章宏
連絡先:0823-72-7171

治療と仕事の両立支援に関するアンケート調査について

疾病を抱える方が、本人の希望や能力、疾病の特性等に応じて活躍できるよう、病気の治療と職業生活の両立を支援することは、一億総活躍社会・働き方改革を実現していくために重要な取組みであり、その方策の一つとして、入院中における職場復帰に向けた準備や、通院中における病院での待ち時間を活用したテレワーク(情報通信技術を活用した場所や時間にとらわれない柔軟な働き方)が考えられますが、治療中の方と職場との関わり方に関する現状及び治療をしながらテレワークをしている方の実態は明らかになっていません。そこで、当院において治療中の方に対して、治療と職業生活の両立支援のためのテレワークのあり方についてニーズを把握し、今後の施策に反映させることを目的とするため、アンケート調査を実施させていただきます。
アンケート調査は、厚生労働省の委託業者である(株)日本能率協会総合研究所が実施いたします。
調査方法は、ご自身のスマートフォン若しくはパソコンを用いて、専用WEBにアクセスのうえ、回答していただきます。
WEB上での運用のため、個人が特定されることはございません。また、個人のプライバシーが侵害されるようなこともございません。調査への協力は個人の自由意思によるものであり、強要あるいは強制されるものではございません。回答されない場合でも、不利益を被ることはございません。また、一度WEBへアクセスされても、回答を拒否することができます。
この調査について、ご不明な点やご質問がございましたら、下記までお問い合わせください。

【研究に関する問い合わせ先】
〒737-0193 呉市広多賀谷1-5-1
独立行政法人労働者健康安全機構 中国労災病院
医事課長 大畑一成
電話:0823-72-7171 (内線620)

ポリファーマシー回避のための介入方法の確立

近年、高齢者のポリファーマシーが問題となっています。相互作用や副作用によってポリファーマシーとなっていることがしばしば見受けられます。その原因や作用機序を究明することによって、ポリファーマシーを回避するための介入方法を確立したいと考えています。
65歳以上の新規入院患者さんの中で、同意を得られた患者さんを対象として入院前服用薬や副作用歴などの情報を収集します。

研究については患者さんの同意のもと実施し、一度同意した場合でもいつでも同意を撤回し研究参加を取り消すことができます。

本研究について得られた情報や結果は、学会や論文等で発表させていただくことがあります。その際、患者さん個人が特定できるような情報の開示は一切致しません。

本研究について、ご質問やご不明な点がございましたら、下記までご連絡ください。

【研究に関する問い合わせ先】
〒737-0134
広島県呉市広多賀谷1-5-1
独立行政法人労働者健康安全機構 中国労災病院
薬剤部 山﨑 美保
TEL:0823-72-7171
FAX:0823-74-0371

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