診療科・診療支援部門

出産入院中:産後の支援

  • 1.妊娠中
  • 2.出産入院中
  • 3.退院後

母乳育児の支援

産後は当日から母子同室での自律授乳が可能ですが、お母様の疲労を考慮しつつ、スムーズに育児に慣れていけるようサポートいたします。
母児同室の場合でも、お疲れの時などはいつでもお預かりしております。

自律授乳

自律授乳とは、決められた時間や量にとらわれず母乳を与える事です。これによって、赤ちゃんの気持ちを尊重し、欲求に応え、満足感と優しさ、信頼感を伝える事ができます。
また、産後まもなく起こる強い乳房の緊満感を無くし、おっぱいのトラブルを起こしにくくすることができます。

母子同室・同床

最近では、母子愛着形成や母乳育児の視点からも母子同室制が見直されています。
出産後1週間は“母と子のハネムーン”とも言われ、一緒に過ごすことがお互いにとって大切なゴールデンタイムです。
できるだけ早く赤ちゃんの生活リズムにお母さんが慣れていくことで母乳を含め育児全般が楽しくなり、家族の絆も深まると思います。
当院では母子の絆を深め、育児を円滑にスタートするためにも母子同室・同床を勧めております。
もちろん強制ではなくお母さんの疲労、体調により開始日を遅らせたり、一時赤ちゃんを新生児室にてお預かりすることもできます。

開始時期

産後0日目(帝王切開の場合2日目以降)から可能です。
24時間同室可能で、自律授乳を行います

骨盤ケア

妊娠により、骨盤のゆるみやゆがみが生じます。これによってさまざまな身体への負担がかかります。
腰痛・歩行困難・肩こり・痔・便秘・下肢の浮腫・尿もれ・切迫早産などの症状が起こってくる場合もあります。
特に分娩後は、初回歩行時から骨盤を固定する事で、妊娠からの負担がかかっていた体の悪化を防ぎ、疼痛を和らげることができます。

当院では
  • 産後のお部屋にもどる時から、さらしによる骨盤輪支持を行います。
  • その後入院中は希望の方に骨盤ベルトを貸し出しています。
  • 妊娠中や退院後も使用を希望される方は、トコちゃんベルト・妊婦帯などを売店で取り扱っております。

トコちゃんベルトⅠ使用例

トコちゃんベルトⅡ使用例

現代の女性は筋肉やじん帯が弱く、妊娠初期から骨盤のゆるみが生じます。
「恥骨の辺りが痛くて歩きにくい」
「腰が重い、痛くてつらい」など
妊娠中から骨盤ケアが必要な方は助産師外来でご相談下さい。

巻く位置と支える強さがポイントです

産後の集団指導

赤ちゃんのお風呂の入れ方

ベビーバスを使って家庭での沐浴の方法や注意点などを実際に行いながらお話していきます。
集団指導の時は、スタッフが沐浴するのを見ていただきます。

ご希望の方には、個人的にお母さん自身が実際に赤ちゃんの沐浴を行うことができます。
なお、ご家族の方も立ち会えますが、ご家族の都合に合わせることはできませんのでご了承ください。

退院後のお母さんと赤ちゃんの生活について

退院前には、パンフレットに沿ってお母さんと赤ちゃんの生活で注意することなどをお話します。

フットバスサービス

「フットバス」というのは、振動させたお湯に足をつけて、血液の循環を良くするものです。
当院ではこの「フットバス」に精油を入れて、リラックス効果のあるアロマセラピーを一緒に行っています。
出産後は2日目に、帝王切開後は4日目に行います。

お産後のむくみやすい足をマッサージしながら、リラックスしお産後の疲れを取って頂こうと思っています。

利用された方々からは

「すごく気持ちが良かった。毎日でもしたい!」
「足が暖まって身体が楽になったような気がする」

という声や、
「この香りが、落ち着くね」
といった嬉しい声を頂き、大好評です!
この「フットバス」は産後にかぎらず、長時間立ち仕事をされる方や足が疲れやすい方、冷え性の方にも最適です。
今日の疲れをすっきりとって、明日も元気に過ごしましょう!

食事について

一般的に「産後は2人分の栄養を摂りましょう」とか「たくさん食べておっぱいを出すように」と言われますが、現代女性には少し違うようです。普段から運動不足、高カロリーで栄養バランスの悪い洋風の食事に偏りがちな人が、産後早期にもたくさん栄養を摂りすぎると様々な母乳トラブルを引き起こします。(例えば、急激な乳房の緊満や乳腺が詰まりやすくなり、赤ちゃんがうまく吸いつけないなど…)結果的に授乳が難しくなる可能性があります。
母乳育児のためにも、とくに油っこいものや甘いものの摂りすぎはよくありません。

産後の母体は、出産による疲れが内蔵にも残っているため、休養が必要です。まずは消化の良い野菜中心の和食がベストだと考えています。そこでご家族の方にお願いいたします。ご面会時に高カロリーの菓子や果物などの差し入れは、母乳分泌が安定するまで極力控えていただきますようご配慮ください。

入院中は専属の管理栄養士・調理師が栄養のバランスのとれた安全で母体にやさしい食事を心を込めてご用意いたします。そして産後のお母さまには火曜日もしくは金曜日の昼食に、心ばかりの和食のお祝い膳をご用意しています。

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